ACE HASHIMOTO『Play.Make.Believe』
2020年代オルタナティヴR&Bと日本への敬愛を示した、シカゴ出身の俊英によるデビュー作。初代プレイステーションの起動音を冒頭曲「Zombie:TheEntrail-Duction」のイントロに使用したり、“オトノカガクシャ”のネーム・シグネチャーで知られるクワメよろしく、女性の声による“エースハシモトデス”のサウンドロゴをふんだんに楽曲に用いるのをはじめ、文字通りのエンディングとなった「EndingTheme」では、外国人女性との片言の日本語での会話や“まもなく4番線に上野・池袋方面行きがまいります~”というJRの電車接近アナウンス&メロディを組み込むなど、エース橋本によるデビュー・アルバム『プレイ.メイク.ビリーブ.』からは、多分に日本への愛が伝わってきた。さて、エース橋本という日本人風の名を名乗っているが...ACEHASHIMOTO『Play.Make.Believe』