Janelle Monae @Zepp DiverCity TOKYO
美しく誇り高き女王による、自由への解放を問うエンターテインメント。左手にドラムとベース、右手にキーボード2名とギター、ダンサー4名を従えて玉座に腰を落とすのは、“シンディ”という名のオルターエゴで音楽的世界観を展開してきたソウル・シンガーのジャネール・モネイ。東京・台場のZeppDiverCityTOKYOという彼女のキャリアを考えれば親密度の濃いフロアで繰り広げられたのは、性や差別などあらゆるマイノリティの解放とすべての人たちが持ち得る“自由”への共闘のメッセージだった。バンド、ダンサーがすべて女性という布陣は、かつてビヨンセの東京ドーム公演などでも観た。そして、女性をはじめとするあらゆる人が本来持ち得る者たちの権利(トマス・ホッブスやジョン・ロック的に言えば“自然権”ということになろうか)を高らかに叫ぶスタ...JanelleMonae@ZeppDiverCityTOKYO