久保田利伸 @BLUENOTE TOKYO
パラレルワールドで紡ぐ、リラクシンで恍惚な宴。 コロナ禍でなければ実現しなかったかもしれない。6日間で12公演と一見多くの観客が入りそうな印象だが、通常のツアーチケットでさえ争奪戦が激しいところを、コンパクトなブルーノート東京で、しかも座席数も制限されての非常にレアなステージ。基本ミュージックチャージが16,500円(税込)とやや高めの設定ではあるものの、ファンクラブ会員ですら容易に当選しない激戦を潜り抜け(おそらくこれまでのブルーノート出演アーティストのなかで最激戦の抽選だったのではないだろうか)、その一席を得ることが出来たのは、まさしく“幸運”という言葉で説明する以外のなにものでもなかった。声を出せない、密を避けなければならないという制限下のなかで企画されたのは、ボサ・ノヴァとラヴァーズロックにフォーカスし...久保田利伸@BLUENOTETOKYO